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LangChainでOpenAIのAPIを使用する手順

目次

  1. イントロダクション
  2. 動作環境
  3. 手順
    3.1 LangChainライブラリをインストールする
    3.2 OpenAIのAPIを発行する
    3.3 OpenAIのAPIキーを設定する

1. イントロダクション

この記事では、LangChainでOpenAIのAPIを使えるようにするまでの手順を説明します。

具体的には、以下の手順の実行方法を説明します。

  1. LangChainライブラリをインストールする
  2. OpenAIのAPIを発行する
  3. OpenAIのAPIキーを設定する

2. 動作環境

この記事の内容は、以下の環境で実行しています。今回のコードはJupyter Notebook上で実行しています。

OS:MacOS 13.0.1
Python:3.10.6
ライブラリ
langchain==0.0.216
openai==0.27.8
python-dotenv==1.0.0
tabulate==0.9.0
pandas==2.0.2
scikit-learn==1.2.2
matplotlib==3.7.1
seaborn==0.12.2
ipykernel==6.23.3 (Jupyter Notebookを使うため)

3. 手順

3.1 LangChainライブラリをインストールする

ここでは、pipを使用してLangChainライブラリをインストールします。ターミナル上で以下のコマンドを実行します。

■bash

pip install langchain

3.2 OpenAIのAPIを発行する

OpenAIのアカウントページでAPIキーを発行することができます。

注意: OpenAIのAPIは有料です。今回使用しているgpt-3-turboの利用料金は、入力1000トークンあたり 0.003 ドル、出力1000トークンあたり 0.004 ドルです。(2023/6/22時点)

image.png (97.0 kB)

3.3 OpenAIのAPIキーを設定する

OpenAIのモデルを使用するため、openaiライブラリをインストールします。ターミナルで以下のコマンドを実行します。

■python

pip install openai

今回は、dotenvライブラリを使ってAPIキーを管理します。まず、ターミナルで以下のコマンドを実行して、dotenvをインストールします。

■bash

pip install python-dotenv

.envファイルを作成して、ファイル内に環境変数を記入します。以下のOpenAI API Keyの部分を、OpenAIのアカウントページで発行したAPIキーに置き換えてください。

■.env

OPENAI_API_KEY="<OpenAI API Key>"

注意:この.envファイルにはAPIキーが入っているので、githubなどでコードを管理する場合は、アップロードしないように.gitignoreに含めます。

Pythonを記述する際、以下のコードを記述することで、.envファイルからOpenAI APIキーを読み込みます。

■python

from dotenv import load_dotenv, find_dotenv
_ = load_dotenv(find_dotenv())
openai.api_key = os.environ['OPENAI_API_KEY']

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